犬のアレルギー

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犬のアレルギー


特定のものを食べると、吐いたり、かゆくなったり、じんましんが出たりする人がいます。花粉を吸いこんで涙が止まらなくなる人もいます。
このように、通常は害のないものに対して異常な反応を示すことを「アレルギー」といい、その原因となる物質を「アレルゲン」と呼びます。
犬の場合も人間と同じで、原因となる物質(アレルゲン)を食べたり、吸い込んだりすることで、アレルギー症状を引き起こします。代表的なアレルギーは、食べ物によるアレルギー、吸引性アレルギー(アトピー性皮膚炎)、接触によるアレルギーの3種。それぞれ症状が違うので、しっかり観察してアレルギーを見極め、できる限り排除するように心がけましょう。
また、ひどくかゆがる場合には、寄生虫の感染なども考えられます。




■症状
食べ物のアレルギーは食後すぐに症状があらわれることが多いようです。通常は顔面がかゆくなったり、赤くなったりします。また嘔吐や下痢を併発することもあります。
■原因・対策
動物性たんぱく質が主な原因といわれますが、個体によってアレルゲンが違うためなかなか特定できません。アレルゲンをさがすときには獣医師に相談するのもひとつの方法です。たんぱく質の異なるフードを与える、または今までに口にした可能性の少ないものを選んでみることをおすすめします。
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長期間にわたり、同じたんぱく質を摂り続けると食物アレルギーや過敏症になりやすくなると言われています。2~3ヶ月ごとに違うたんぱく質のフードを与える、フードローテーションをして幅広く多種のたんぱく質の食事を摂ることで、特定の食物に敏感になる可能性を低くしましょう。

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■症状
目や耳の周囲、足先、脇、関節の内側、四肢のつけ根の内側などにかゆみがあるため、なめたりかいたりします。そのせいで、皮膚がただれたり傷ついたりします。皮膚が厚くなり乾燥することもあります。
■原因・対策
アレルギーは体に害のあるものを除去しようとする免疫の働きが、害のないものに対して過剰に働くことで発生します。アトピー性皮膚炎の場合は、空気中のアレルゲンを吸い込むことで免疫が働き、症状があらわれます。ホコリ、花粉、ダニなどがアレルゲンとなっていることが多いようです。この皮膚炎は1~3歳で発症することが多いといわれており、遺伝的に発症しやすい犬もいます。 治療は薬物療法が中心。体を洗ったり、頻繁に部屋を掃除したりなどの方法でアレルゲンを減らせば、症状を和らげることができます。 また、人間のアレルギーの場合、「体質改善」をするようすすめられます。犬においても免疫力をアップすることでアレルギーが改善することがあります。サプリメントを上手に取り入れることをおすすめします。
※生まれつきアトピー性皮膚炎になりやすい犬種があります。代表的な犬種は、柴犬、シーズー、チワワなどです。


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■症状
犬の体の上に寄生したノミの唾液や体の一部に対してアレルギー反応をおこして、発疹やじんましんができたり、激しいかゆみが生じます。
■原因・対策
犬に寄生するのはイヌノミとネコノミ。幼虫・サナギを経て体長2mmほどの成虫になると体表に寄生します。 ノミは犬同士が接触する際はもちろん、人間の洋服について家の中に入ってくることもあります。また長い間サナギのままでいることができ、動物が歩く振動を感知すると一瞬で孵化して寄生します。 ノミの予防・駆除薬を定期的に投与することや、ノミ・ダニ駆除能力のあるシャンプーをすることで改善が期待できます。室内のお掃除も大切です。


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■症状
特定のものに触れることでアレルギー症状が起こります。首輪、食器、じゅうたん、シャンプーや石鹸、湿布薬など、日常的に触れるものがアレルゲンとなります。かゆみや赤い発疹がおもな症状です。
■原因・対策
アレルゲンになっていると疑われる道具、器具、薬品などの使用を中止して、皮膚を観察します。症状が改善されれば、それをアレルゲンと判断し、以後同様のものを使用しないよう注意します。


アレルゲンが体内に入っても抵抗力があれば、すぐにアレルギー反応をおこさずにいられます。抵抗力をつけるには腸内環境を整えることが大切です。動物実験でプロバイオティクス抗アレルギー作用が確認されています。プロバイオティクスとは、腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスを改善することによりカラダによい作用をもたらす生きた微生物のことです。その代表的なものに乳酸菌やビフィズス菌があります。フードやサプリメントから取り入れましょう。

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