給餌量の落とし穴

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給餌量の落とし穴

給餌量の落とし穴
実際に、メーカーにより必要と考える給餌量は違っています。
たとえば

A社のフード
普通の運動量の子が健康を保つための給餌量

B社のフード
思いっきり運動する子をイメージした給餌量

つまり同じ体重であっても、メーカーの考え方により給餌量は違うんです。
A社のフードを食べている時には100gだったのに、B社のフードには130gと書かれている。
その通りに与え続けたら太ってしまった!なんてことも珍しくありません。
特に「太りやすい」ことを気にしていらっしゃる飼い主様はカロリーにも注意しなければなりません。

給餌量の考え方

A社のフードは100gあたり300kcal、 B社のフードも100gあたり300kcalです。
この場合、
A社のフードは1日100g食べるとカロリーは300kcalですが、
B社のフードは1日130g食べるのでカロリーは390kcalです。

B社のフードは運動量が多い犬を基準にして給餌量を決めています。
運動量が多いと消費カロリーも多くなるので、給餌量を多くしているのです。
運動量がふつうの犬に表示通りの量を与えつづけると太ってしまいます。
ドッグブック 給餌量の落とし穴
同じメーカーのフードの切り替えは問題ありませんが、他社メーカーのフードに切り替える時に上のようなことが起こることがあります。給餌量の表示の量は目安です。ワンちゃんの体重の増減や、体の肉づきの様子をみて給餌量を調整してください。
給餌量の落とし穴
肥満は病気のもとになるので、カロリーの摂りすぎに注意しましょう。
体をさわって健康チェック
体重を保つためには、こう考えてみてください。
6㎏や13㎏など大袋の保管の場合
ただし、急激に給餌量が増える、逆に減るという変化には注意が必要です。給餌量が急激に増えることにより、消化が追いつかない場合があります。急激に減ることにより、ストレスにつながることもあります。
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1日に必要なカロリーの計算方法