猫に与えてはいけない食べ物

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猫に与えてはいけない食べ物
タマネギ・ネギ類 溶血性貧血をおこす成分が含まれています。嘔吐、下痢、発熱、死に至ることもあります。 絶対に与えないでください。
チョコレート テオブロミンという成分で中毒をおこします。重症になると死に至ることもあります。少量でも危険な場合がありますので絶対に与えないでください。 ココアも同様です。
アルコール類 アルコール類は吸収が早く、摂取後30~60分で嘔吐、下痢、ふるえなどの症状が現れ、死に至ることもあります。なめる程度でも危険です。
煮干し 尿石症のリスクが高まるマグネシウムリンが多く含まれ、塩分も高め。食べても問題ない猫もいますが、おすすめできません。尿石症の病歴のある猫にはあげてはいけません。
カツオブシ カツオの加工食品もリンの含有量が多く、尿石症の心配がある場合は与えないでください。フードといっしょに保管してにおいを移すだけでも猫の食欲はアップします。
ほうれん草 ごぼう アクが強い野菜はすべて与えてはいけません。ほうれん草はアクになるシュウ酸が多く、ごぼうはマグネシウムが多く尿石症のリスクがあります。食物繊維が多すぎるのも、消化器官に負担をかけます。
豆腐 カルシウム脂肪を多く含んでいます。にがりは塩化マグネシウムなので、腎臓疾患や尿石症のリスクがあります。おからも鼓腸症の原因になります。
牛乳・乳製品類

牛乳を飲むと下痢になる乳糖不耐症の猫が多いので与えない方がよいでしょう。与えるなら猫用ミルクを。牛乳や乳製品

類には尿石症の原因となるマグネシウムリンが多く含まれています。生クリームは脂肪分が非常に多く、肥満の原因にもなります。

レバー ビタミンAが多く含まれていますが、ビタミンAは過剰に摂取すると肝臓に蓄積されて中毒症状をおこします。焼き鳥など味付けされている肉はレバーでなくても与えてはいけません。
干物 塩分が高いので与えないように。干物は表面だけでなく、身にも塩分がしみこんでいます。製造過程で食品添加物が使用されている場合もあります。魚の塩焼きなども与えないようにしましょう。
魚肉練り製品 糖分、塩分などの味付けのほか、多くの食品添加物が使用されているので猫の体に負担をかけます。
カフェイン入りのもの カフェインは猫が中毒をおこす可能性があるので、
与えないようにしましょう。
イカ・サキイカ 生のイカに含まれるチアミナーゼという酵素が、ビタミンB1を分解し、急性ビタミンB1欠乏症を引きおこす場合があります。サキイカやスルメは、猫の赤血球を破壊する原因となる添加物が使用されているものもあるので与えないようにしましょう。
骨つきの魚・肉 魚の骨は口やのどに刺さって危険です。 鶏の骨はタテに砕けやすく、とがった骨の破片がのどや消化器官に突き刺さる可能性もあるので与えないようにしましょう。
ミネラルウォーター マグネシウムとカルシウムの含有量が多く、尿石症などのリスクを高めるため、猫が飲む水には適していません。
ミネラルウォーター 身近な植物の中にも中毒物質をもっているものが多いので、口に入らないように気をつけましょう。ポトス、アイビー、ポインセチア、スズランなどが危険です。チューリップは球根、アサガオは種、トマトは葉や茎が危険です。特にユリを食べると急性腎不全になり、命を落とすこともあります。どうしても植物を食べてしまう猫ちゃんには猫草を置くなどで対処しましょう。
これらの猫にとって害になる食べ物は、飼い主さまが与えなくても、勝手に食べてしまう可能性もあります。飼い主さまが管理をして愛猫の口に入らないように気をつけてあげてください。万が一食べてしまった場合でも、全く平気なネコちゃんもいますが、重い症状が出るネコちゃんもいます。獣医師に見てもらいましょう。
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