ペットのデンタルケア
犬猫の唾液はミネラルを多く含み、歯周病の原因である歯石はわずか3日で形成されてしまうのです。人間の場合は形成まで25日と考えると、健康な状態を保つには、毎日の口内ケアは必須といえます。
歯についた食べかすなどが歯石となり、歯石がたまると歯周病になります。 歯周病になると口臭がきつくなったり、食べ物が食べられなくなったり、歯が抜けたり、骨が溶けることも!様々な内臓疾患の引き金にもなります。動物病院で歯垢、歯石の除去治療もありますが、家庭で出来る歯周病予防のためのデンタルケアをご紹介します。
子犬の場合は歯が生え始めた頃から歯磨きをはじめて慣らしていくと良いでしょう。はじめは歯ブラシは使わず、口のまわりを手で触ることからはじめます。嫌がらなくなったら、ガーゼなどで歯を触ります。慣れてきたら歯ブラシを使います。下の歯や奥歯を磨くときには棒をかませる磨きやすいです。歯ブラシに味の付いたハミガキを少しつけたり、ご褒美をあげたりして、歯磨きはいいものだと思わせましょう。無理に押さえつけたりせず、嫌がるようなら短時間できりあげます。歯磨きが苦手なコにはスプレータイプもおすすめです。
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