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> シニア犬の食事
健康な体を維持するために食事はとても重要。
犬も人間と同様、高齢になると
基礎代謝が低下して太りやすくなります。
消化吸収の良いフード
にかえましょう。
穀物不使用フード
低カロリーのフード
にかえましょう。
低カロリーフード
食事の回数を増やして
必要量を摂取しましょう。
フードを湿らせて
水分をとれるようにします。
嗅覚が衰えているかもしれません。
温めたり、お湯をかけたりして匂いを強くして
与えてみましょう。
噛む力が弱まっているかもしれません。
小さくしたり、お湯でふやかしたり、つぶしたりして
与えてみましょう。
足腰が弱くなってくるので床からの食事は困難になって きているかもしれません。 かがまなくていいように
ローテーブルで高さを 調節したり、ケージに取り付けられる食器
を利用するのもよい方法です。 フードボールを重いものに替えたり、フードボールの下 に滑り止めを敷くなどしてフードボールが動かないよう にしてあげましょう。
食器・給水器
食べやすい姿勢で食事を快適に
ハリオ わんテーブル
ペットに合わせて自在に高さを調節
フリーアタッチメント食器
ペットボトル利用、お皿で自動給水
リッチェルウォーターディッシュ
筋肉の維持と健康維持に欠かせない
動物性たんぱく質
をしっかりと。
人間も老化とともに消化機能が低下し、そのため脂を控えたあっさりした食事を好む傾向があります。 でも老化は筋肉にも表れてきます。筋肉が衰えれば、寝たきりになることもあります。
筋肉の衰えを防ぐためには、たんぱく質を豊富に含んだ食事が必要。
これは人間にも犬にも言えることです。
年齢とともに消化機能が衰えてくるので、脂質はどちらかといえば控えめが安心。
肝機能が低下しているときは特に注意を。
糖質は脳の唯一の栄養源といわれていますが、摂り過ぎには注意が必要です。
7〜8歳でシニアフードに、という表記も多く見られます。 これはお客様が迷わないための目安です。
絶対にこの歳になったらフードをかえなければならないという表記ではないと考えます。
シニアフードというのは一般的に低たんぱく質・低脂肪で作られています。 フードによってはその比率を低くするために肉の量を減らし、とうもろこしや米など穀物の量を増やしているものがあります。
とうもろこしや米は肉類と比較しますと、犬にとって消化の悪い食べ物と言えます。 老犬になってから消化の悪いフードに替えたり、良質のたんぱく質の摂取量が少なくなって筋肉の衰えを招くというのは残念な矛盾だと思います。
しまま店長の家の6頭は9歳から12歳。
特にシニアフードを使っているわけではありません。
体調によって、給餌量を少し減らそう!とか
しばらく別のフードで様子を見よう!という感じです。
○歳だからシニアフードにしなければいけないということではないですし、ワンちゃんの体調によっては
フードを替えるべきときもあります。
大切なワンちゃんのことを一番よく知っている飼い主様が
ワンちゃんの体調を見ながら判断しましょう!
ひとつでもあてはまれば、 食の質や
量を見直す機会 かもしれませんね。
「うちの犬の健康をまもる本」 GAKKEN
「シニア犬とのしあわせな暮らし方」 大泉書店