1970年代、アボ・ダイエッツの故郷米国において、スキントラブルに悩む愛犬たちが増加しているなか、「毎日の食事からしていける事はないだろうか」と、当時サンフランシスコ動物園の動物達に飼料を供給していたブリーダズチョイス社のハロルド・テイラー社長は考えました。同社は動物達にとって安全で消化しやすい自然食の製造業者として、1947年に家族経営でスタートし、一切の化学的防腐剤、合成着色料、人工添加物を使用せず、今日までその伝統を守っています。 その拠点であるカリフォルニアはアボカドの産地。別名「森のバター」とも呼ばれるこの果物を調べた結果、すぐれた栄養の宝庫であり、人間においてのみではなくペット達のスキン＆コートにも有効な成分が豊富に含まれていることがわかったのです。それから研究を重ね、愛犬の深刻なスキン＆コートトラブルの改善と予防を目的として、このアボカドを主成分にしたアボ・ダームを製造し、すばらしい評価を得ています。

アボカドオイルは浸透性・保湿性に優れ、パサつきがちな被毛に潤いと艶を与えます。また皮膚を乾燥から守ってフケ、涙やけを軽減します。 コレステロールを含まず、脂肪分の80％が不飽和脂肪酸で、善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを抑制。体内の脂肪の代謝を促進します。 アボカドは、11種のビタミン、14種類のミネラルを含んだ、天然マルチサプリメントとも言える果物。豊富に含まれるビタミンA・C・Eは生活習慣病や老化の原因となる活性酸素を抑える抗酸化力があります。 ミネラルに含まれる特殊亜鉛は酸化率が低く、消炎効果に優れているためかゆみを緩和するのに最適です。

上記の表の通りとても栄養価が高く、また１１種類のビタミン・１４種類のミネラルが含まれています。 これが「森のバター」言われる所以です。 右記グラフを見てわかるように、アボカドの脂質量は豚ひき肉とほぼ同量です。豚ひき肉の脂肪酸は、飽和脂肪酸で血中コレステロールを上げ、脂肪組織に溜まりやすく、肥満や動脈硬化などの生活習慣病のリスクを高めます。 飽和脂肪酸が多いひき肉に対して、アボカドは約80％がオレイン酸、リノール酸やリノレン酸などの不飽和脂肪酸で、血中の悪玉コレステロール（LDL)を下げ、動脈硬化を防ぐ効果が高いといわれています。 免疫機能に重要なミネラルで、新陳代謝を活発にし、皮膚や骨の健康にも欠かせません。 活性酸素を除去するSOD(スーパーオキシドディムスターゼ）の構成成分で抗酸化作用にも関与しています。 アボカドに含まれる亜鉛は特殊亜鉛といわれ、他の植物に含まれている亜鉛と違い、体内での酸化率が低く消炎効果の持続性がとても高くなります。アボカドには、この特殊亜鉛が自然な形で含まれています。 アボカドにはビタミンEが豊富に含まれており、抗酸化作用が高く、悪玉コレステロール（LDL)の酸化を防ぐことで動脈硬化を予防したり、血行促進作用もあり皮膚の新陳代謝を高めたりすることが知られています。 生活習慣病を防ぎ、美肌効果もあり、まさしく「若さのビタミン」とも言われています。 活性酸素の攻撃を防ぐことで老化の進行を抑制する効果があります。また免疫力も高めます。 ビタミンB群の一種で、貧血予防や細胞の成長を促し、皮膚の粘膜などを強化します。 100gあたり5.3gとごぼう並みの食物繊維が含まれています。